Radiohead / In Rainbows より Faust Arp
ニック・ドレイクを彷彿とさせる曲だけど、左右のチャンネルに耳を澄ませると面白いことが分かる。
左チャンネルにはスチール弦、右チャンネルにはナイロン弦の生ギターが振ってあって、もちろん左右に振り切って完全に分離してるわけじゃないので、それぞれ多少オーバーラップしてるように聴こえるが、問題は右チャンネル。右だけを抽出してモノラルで聴いてみると、トムにしてもジョニーにしてもギターはかなり上手いハズなんだが、流石にガットギターには慣れてないのか、フレーズが細かくなると結構グダグダで、苦戦している様子が伺える。これは、なんだかカワイイぞ。それでも、ステレオで聴き直すと曲として完璧にまとめられてるからスゴイ。あまりに GJ すぎるミキシングにただただ感服。